そのうち、誰もがインターネットからシリコンバレーのホットなテクノロジ企業に気軽に投資できるようになるだろう。でも、大物FacebookのIPOの大失態を見たアメリカの個人投資家たちは果たして、同じシリコンバレーの、Facebookの弟のような企業に、夢と希望を託すことができるだろうか? ここではこの二社を、簡単なチャートで比べてみよう。
違いの中でいちばん目立つのは、Twitterの純利益が負であることだ。つまりTwitterは赤字だ。一方Facebookは、IPO時に利益をあげていた。
Facebookのユーザベースがとても大きいだけでなく、両社はほかの点でも相当違っている。Facebookが公開企業になったときの評価額はおよそ1000億ドルだったが、Twitterの予想株価では評価額は200億ドルに満たない。
端的に言うと、FacebookはIPOの時点ですでに企業規模が相当大きい。それに対し、Twitterの申請文書を見ると、なぜ今公開企業になるのか不思議なぐらいだ。キャッシュの備蓄は豊富だが損失は加速しており、研究開発への投資と営業の強化で、その傾向は当分続くだろう。
考えられる理由は、初期の投資家たちからの圧力で、大きな流動性が必要になったことだ。この規模の企業が、古くからの投資家たちの要求に応える方法は、売却かIPOかどちらかしかない。つまり、Twitterの場合は、一つしかないということだ。もちろん、Twitterが公開に値しない無価値なつまらない企業だと言うつもりはない。価値もあれば将来性もある。しかし申請内容を見るかぎり、そこに並んでいるのは、今日明日に迫ったIPOに向けて、見事に完熟した企業の数字ではない。
お笑い界のカリスマ、ダウンタウン。数々のバラエティ番組を盛り上げてきた彼らだが、この秋、2人がメインで出演する2本の番組が放送終了となった。
最終回を迎えたのは、2005年に放送を開始したTBSの『リンカーン』と、2011年にスタートしたフジテレビの『爆笑 大日本アカン警察』。出演者にはベテラン芸人や人気アイドルの顔が並んでいたものの、両番組とも、ここ最近は視聴率が伸び悩んでいたという。
番組を視聴していたブロガーからは、
・リンカーン打ち切りね…つまらないコーナー増えたからしょうがないか
・最初の頃のアカン警察は良かったけど、最近の内容はマンネリすぎ
・お金が無いのか、しょうもない企画が目立っていましたよね
などと、番組の構成自体を問題視する声が多く見られる。
とはいえ、2人がこれまでお笑い界で築いてきた功績は確かなもの。今でも彼らを熱烈に支持する人は多く、
・僕らの世代では、なんだかんだ言ってもお笑い界のスターなんだよね
・一目置く存在だね。松ちゃんのセンスは神
・いつ見ても、面白さが安定していると思う
という書き込みが。「トークにキレがなくなっている」などの批判の声もあるが、長らくダウンタウンを応援し、2人を見続けてきたファンだからこそ言えるものなのだろう。
ちなみに、『リンカーン』の後番組には、ダウンタウンが司会のバラエティ『100秒博士アカデミー』がスタートする予定だ。
・大好きなリンカーン終わっちゃったけど、後番組を楽しむ!
・2人のコミカルなツッコミに期待
・学術系の番組に出るなんて…ひそかにワクワクしてます
と番組を心待ちにするブロガーや、
・「ごっつええ感じ」みたいな番組、またやらないかな〜。最強だったよ
・もっと2人が前面に出るものが見たい!初期の「HEY!HEY!HEY!」的な
などと、今後の番組作りに要望をあげているブロガーも。
これからダウンタウンの2人がお茶の間にどんなタイプの笑いを届けてくれるのか、期待したい。
ギャル系ファッション雑誌「小悪魔ageha」が発表した“新ギャル語”ベスト10。その栄えある第1位は「KS」だそう。「KS」とは、若者中心に定着したアプリ「LINE」で、既読になっているメッセージに、返信がない状況=“既読スルー”の頭文字なんだとか。
スルーだったら“through”で、「KT」じゃ?というツッコミはとりあえず置いといて・・・、LINEの普及とともに、「既読スルー」とか「既読無視」という言葉も日常的になってきているようだ。
【データは2013年7月5日18時10分現在】
では、この既読スルー、どんな時にしちゃうのか?単純にメッセージを見落としたり、うっかり返信忘れのケースもあるけど、
・LINE連続で送ってきたりするやついるんですけど、だるいんで既読無視です
・衝撃的なLINE来てびっくりしたわ。既読無視しちゃうぞ・・・どうしましょうかね
・返事がそっけなくて…私と話したくないのかな?って思って既読無視しちゃった
返答に困ってスルー、面倒でスルー、相手の気持ちを考えすぎて(?)スルーなどの故意的なスルーも少なくない。そして、文面からはスルーしたことへの罪悪感も薄そう。
一方、スルーされる側としては、
・既読無視された。辛いよ、なんで?嫌われたのかな
・夫にLINEで報告したら既読無視するから、きっと怒ってるにちがいない
・LINEの既読スルーにいらいらしてる私です
など、返信がない理由にネガティブな思いを巡らせ、気苦労を負ってしまう人も。やりとりの相手が好きな人であるほど、スルーされたことが堪える様子が伝わってくる。
送られてきたメッセージを読むと、送信者に既読と表示される。たったそれだけの機能なのに、互いの温度差が浮き彫りになることもあって、実は心理的に大きな影響を及ぼす機能のようだ。
ということで、最近は「既読にしないでLINEのメッセージを読む方法」が出回っていたり、既読表示をすることなくメッセージが読めるアプリが登場しているよう。これには、
・これは便利だぁ(ノ´▽`)ノ
・なるほど、その手があったか!
・既読にならないようにメッセを読む方法なんて、本末転倒の様な気がしてなりません
・そのアプリ使うくらいだったら止めれば良いのに。楽になるよ〜
など、様々な意見が飛び交っている。
また、「既読にすらしてもらえないLINEが一番辛い」という声もあり、もしスルーするのなら、既読で無視がいいのか?未読のまま無視がいいのか?もう、よく分からない状況・・・。
ちなみに、ビジネスなどの用件を伝える目的でLINEを利用している人たちからは、返信がなくても既読表示があることで、
・読んだかどうかが分かればイチイチ、メールで了解と返信する手間が省ける
・送ったメールが確実に開かれてる訳ですから、僕の用件が相手に伝わってるのは確実
・相手が読んでくれたという安心感が持てて、便利な機能なんだと思ってるんです
と、シンプルかつ合理的な面を評価する声もあがっている。
既読機能に振り回されて、人間関係がヤヤコシイことになったり、ストレスにならないよう、用途や相手によってうまく使いこなしていきたいですね。
2020年オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まった。
アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されていたIOC総会で9月7日(日本時間では8日早朝)に行われた投票結果の発表をリアルタイムで見守っていたブロガーも多く
・やったーついに念願の東京オリンピックがやってくるー!
・日曜日に早起きして見守って良かった!すがすがしい朝となりました!
・決まった瞬間は感動した〜フェンシングの太田選手の大泣きにもらい泣き!
などと早朝から興奮気味に語られていた。
マドリードとイスタンブールとで競っていた招致合戦終盤戦は、海外のブックメーカーなどを中心に「東京優勢」が伝えられていたころから各種メディアが「東京五輪」のイメージをかきたてるような特集を組んでいたものの、当時は
・メディアは早くもお祭り騒ぎ、なんだかな〜
・浮かれたテレビが、各番組で判を押したようなブームアップでうんざり…
・下馬評は全くアテにならないもの。88年のときも名古屋でほぼ決まりと思ってたら
ソウルだったし
・何の根拠もない下馬評に振り回されて、何だかな〜
とメディアとの温度差を感じさせるコメントが多く、冷めた反応も目立っていた。
それが一転、開催決定となるとやはり
・おめでとうおめでとう!こんなにもワクワクしたニュースは久しぶり〜
・斜に構えたりせず、裏読みしたりせず、日本国民として純粋に喜んでおります!
・何もせずに鬱々としているよりは、こうした祭りで盛り上がる方がいいと思う
・東京は遠いし、どうでもいいと思ってたけど、やっぱり決まるとウキウキするね!
など、幅広い層の高揚感あふれるコメントが溢れた。
こうしたお祝いムードの中で「残念ながら東京に決定」という反対派もいて
・個人的にはオリンピックなんてやってる場合ちゃうやろ〜と思う
・福島に住む人間としては複雑です。素直に喜べない…
・今さらお金がかかるだけで、なにも意義を見出せない。そのお金、復興に使おうョ
と、被災地の復興や原発事故の収束もままならないうちから巨額の五輪マネーが動くことに対する拒否反応が強い模様。
もちろん五輪の開催が決定したからといって、原発事故をめぐる現実は変わらない。東京電力福島第一原子力発電所からの汚染水の漏洩問題を国際社会が大きな問題として捉えていることは、事前の記者会見で海外メディアから汚染水問題に質問が集中したことからも明らか。
・目標が決まれば、それにむかってまとまるのが日本の特性。汚染水対策も進むと
いいですね
・「安全だ」「問題ない」と繰り返すだけでなく、政府は本腰を入れて盤石な対応を
示すべき
・決まったからには、やるしかない。海外からも注目されて対応が迅速に進んでほしい
といった声も多く、7年後にむけて東京の競技場・街並みの整備だけでなく「復興」が着実に進むことへの期待は大きい。
・ちょっと気が早いけど、一流選手の活躍を目の前で見るのが楽しみ!
・娘も「絶対観に行く!」と宣言してました。なんだかワクワクしてきた〜
・息子が東京五輪出場、なんてことにならないか親バカがうずきはじめちゃった
など、この時代に生きる日本人の人生に多かれ少なかれインパクトを与えることになる2020年東京五輪。決まったからには、大成功に向けて力を尽くす7年間が始まる。
8月に公開されたSF映画「パシフィック・リム」の観客動員が100万人にせまり、一か月たった今でもツイッターなどで賞賛の声を集め続ける話題作となっている。
海から姿を現した
・あまりに面白くて、吹き替えと字幕どちらも観に行ってしまった!
・超・超・超大満足です!!!
・なんつーか、童心に帰って2時間半、見入ってしまいましたね
・あまりのシンプルな面白さに圧倒され、涙と笑いが止まらなかったよ
とべた褒め。しかも、ある種の熱量をもってアツく、ながーく語る人が多く、興奮度が伝わってくるのだ。
それもそのはず、「ヘルボーイ」などの独特な世界観の映画を作り出してきたギレルモ・デル・トロ監督は大の日本怪獣映画とアニメ好きで知られ、随所にその影響が垣間見られるという。たとえば、
・まさに、ゴジラVS機動戦士ガンダムって感じで、懐かしささえ感じたね
・これは…エヴァだ。感動ww
・の咆哮とか、ビルや陸橋が壊れる轟音がもう、日本の特撮ものなのよ〜
・海上戦でさりげなく登場する漁船の小ささが、ニクイ!
といった具合。ゴジラやウルトラマン、ガンダム、エヴァで見られる日本映画のお約束がふんだんに取り入れられ、それらを見て育ったジャパニーズ・オタクのツボを自然に押してしまう。
ちなみに映画のエンディングでは「この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四朗に捧ぐ」と献辞が表される。本多は言わずと知れた、ゴジラの生みの親だ。
もちろんロボットと怪獣が戦うシンプルな面白さだけでなく、
・ロボット<イェーガー>の設定が緻密で人間味を感じ、親近感が湧いたよ
・原動力が原子力だけに、深読みしちゃいましたね
・脳波でロボットを操縦するのって開発中ってウワサ!?
など、いろんな観点から洞察はひろがり、ネット上で尽きることなく語られるネタも盛りだくさんだ。
また、
・主人公の声が「ジョジョの」杉田智和。それだけで打ち抜かれたわ
・綾波レイの声ってだけ「あーっ」ってなってしまう〜
・菊池凜子と芦田真菜ちゃん、いい味出てたね
など、声優や俳優の活躍度も高く、みどころ満載の「パシフィック・リム」。
とにかく観た後、誰かと語りたくなる名作を120パーセント満喫するなら、ぜひ劇場の大画面で!
米アップル社が9月10日(日本時間では11日未明)、iPhoneの新機種を発表した。アップル社の新商品発表は常に注目を集めるものだが、現行機種のiPhone5の後継機5sと廉価版の5cの発表には、NTTドコモでも取扱いを始めるというニュースが加わり、ドコモユーザーを中心に大きな話題となっている。
これまでも「ドコモがiPhoneの取り扱いを始めるのかどうか」「それはいつか」と話題になってきて、ついに「iPhone5sのタイミングらしい」と情報が流れたころから
・いよいよドコモからiPhone5Sが発売…待望のニュース!
・この日が来るのを待ち続けてきました。長かった…待ちくたびれたよ…
・ドコモユーザーとして素直に喜びたい!そして買い替えたい!
など熱く語られ、「iPhoneにしたいけど、我慢していた」ドコモユーザーたちが待ち焦がれていた様子が伝わってくる。
なぜ「我慢」してきたのかといえば
・アドレスを変えたくないし、家族割をやめられないから
・家族割などいろいろな制約があって…
といった現実的な理由のほか
・何よりもドコモが好きって理由でiPhoneにできなくても我慢してた
・何回も心が動きそうだったのをドコモが好きって理由で我慢してきた
・山間部出身者としては、やっぱりドコモがいいんです〜
・これまで浮気せず、ずーっとドコモでやってきました。焦らずゆっくり機種変する
という「ドコモへの愛」を感じるコメントも目立つ。携帯電話黎明期から「つながりやすさ」が圧倒的であり、巨人のような安定感があったかつてのドコモ。初めて携帯電話を持ったときから10年以上ドコモユーザーだった人々の思い入れは相当強そう。
そして遂に正式発表に至り
・こんなことなら、ドコモももっと早くから発売してればよかったのに…
・どうしてもiPhoneにしたくて、ドコモだったのを泣く泣く乗り換えた4年前…
・ホントに出るとはねぇ…感慨深いわ。遅きに失した感は非常に強いけど
など、「遅すぎた春」といった思いもぶつけられている。
最新のOS「iOS7」が搭載され、情報処理スピードやカメラ機能がアップしたiPhone5sの求心力で
・ずっとiPhone欲しかった…今のスマホが2年たつから近いうちに買い替えたい!
・ドコモユーザーでガラケーな私。これを機にスマホデビュー!待っててよかった〜
と、幅広いタイプのドコモユーザーが早速iPhoneを手に入れそう。
ただ他のスマホが着実に進化していることもあって、iPhoneも数あるスマホの一機種として捉えている人は
・すぐiPhoneにしたいかというとそうでもない。Androidの進化の速さはすごいから
・個人的にはXperiaに満足しているので、すぐ買い替えるってことはないな
とドライな反応で
・しばらくは様子見かな〜
・今のスマホが壊れたら、選択肢のひとつとして考える程度かな
と先送りの模様。
どちらにしてもその話題性で、しばらくはドコモショップが賑わいを見せそう。ホームであるドコモショップでiPhoneを手に取れる感傷に浸ってしまうドコモユーザーもいるかも?