富士山荘のおばあちゃんたちとのオリッペ創作は先週から再開。
ちょっと時間が空いちゃったから忘れちゃったかな?とか思ってたけど、
ん!
なかなかに覚えてくれてるじゃん。
思いのほかサクサク折ってくれてる。
富士山荘のホールを入ると、今はオリッペだらけ!!
介護士さんたちも覚えてくれたのか、
繋ぎ合わせたら巨大な作品もカンタンにできるせいか、
あちこちにディスプレイされてる。
年明け第一回目は節分でーす!
今年からの指導方法は新作を持っていこうと思っています。
父が開発した折り方はそれなりにテクニックが高くて、
ちょっとおばあちゃんたちには大変。
本来は幼児教育用目的だったので、
ご老人には握力や、紙をつまむ点ですこし苦労をかけてました。
2010年は私の考案で。
いわば
オリッペ2.0っつーワケですな。
そんなプランの鬼を作ってみましょう。
折るのは実質4回だけ!
それだけでかなり完成度の高い鬼になる。
1回だけハサミを使うところがミソ。
折って、切って、書く。
多岐に渡る創作活動が、脳を活性化させてくれる。
そして何度も言っているように、
オリッペは失敗してもそれもアリ。
自由に作りましょう!
んー!なかなかたのしいねぇ!
第二回目は・・・・・・・えーーっと。困った。
節分をはやばや出しちゃったから、ネタが。。。
いやいや。
バレンタインデーと行こうじゃないの。
老人ホームだからって、古くさいものばかりじゃつまらない。
だいたい今のおばあちゃんとか、けっこう海外文化もわかるのよぅ。
では今日は、
ハートをいっぱい作りましょう!
ほらほらオリッペ2.0でしょ?
超カンタン。
実質2回折って開くだけ。
四角い折り紙がどう逆立ちしたって、これは真似できない。
どうかなー?
うわー!綺麗だーっ!
ハートはピンク色とは限らない。
赤でなくてもいい。
何色だっていいんだよ。
形だっていろいろあっていい。
それぞれのLOVEのカ・タ・チ。
小さくたって、平たくたって、それもみんなのLOVE。
恥ずかしがらないでオープンにするコトが一番大切。
ここのひとりのおばあちゃんが軍歌を歌う人でね、
私は改めて初めて聴いたですよ。
タイトルはなんて言うのかなぁ?
「ここはお国を何百里♪」ってアレ。
歌詞が非常にリアルで具体的で、
『戦意高揚歌』と言うより、現場の気持ちを歌い上げた曲だったんだね。
その頃おばあちゃんはいくつだったの?
たぶん十代の女の子だったんだと思う。
LOVEどころか、感情さえ出せなかったろうことは想像に容易い。
でも心の底にはあったはず。
それをオリッペを使って表に出せたらいいなぁと思う。
どんどんください。ハートをたくさん。
まだまだハートが足りません。
世界はもっとたくさんのハートが必要なんです!